イーロンマスクが凡人とは違う幼少期の性格・行動
先進的な電気自動車メーカー 「テスラモーターズ」
ロケット事業をてがける 「スペースX」 太陽光事業をしている 「ソーラーシティ」 脳科学とAIを結びつけた 「ニューラリンク」 トンネルの採掘をする 「ボーリング」 など、複数社を経営している世界的な実業家というのはいうまでもありません。
また、今となって有名な「PayPal」の前身の企業「X.com」を経営していた経営者でもあります。
とにかく今までの起業家とも一線を画するイーロン・マスク。
イーロンマスクは、南アフリカの出身。 南アフリカといっても母はカナダ系の出身でモデル兼栄養士、父は優秀なエンジニアという南アフリカでも「裕福な白人家庭」で生まれました。
しかし、幼い頃は、ひどいいじめれっ子で、中学・高校は何度か転校することも。全治1週間、気を失うレベルの深刻ないじめもあったといいます。
深刻ないじめの原因は明確にはわかっていませんが、とにかく何の分野についても、博識ですぐ答えることができる物知り少年、人の間違いに気づいては、それを真っ向から否定し訂正をしていたので、同年代の子からは煙たがられる存在だったいいます。
周りの人が引いてしまうほど、好奇心旺盛な変わり者。石でも虫でも、木の枝でも、目についたものは片っ端から拾い上げ、もって帰ってきては、調べる。
ある日、ディナーで妹がぽつりと「月にいくまでどのくらいかかるかな」ときいたときも、さらりとすべて正確に答えていたといいます。
弟との遊びも、化学物質を混ぜ合わせて爆弾やロケットを作ろうと何度も試作を繰り返しより破壊力のあるものつくったり、オフロードバイクでレースをしたり…などなどイーロンマスクだからこその興味深い幼少期の話がたくさんあります。 また、好奇心に続き、集中力が半端ではありませんでした。
いつも片手には本を持っているほどの本の虫だった彼は、近所の図書館ではもう読むものがなくなった!というほど自分が興味のあることについては、夜を徹してでも調べ尽くすという異常なほど対象物に対してストイックだったということです。
いわば、イーロンマスクの類稀な発想力から来るイノベーションは、 興味のある分野を見つけることができる環境にあり、それについてとことん集中して取り組む経験が誰よりも豊富であるということ。
天才児には、この5つが共通して見られるといいます。
◆天才の幼少期の特徴1.
同じ年齢の子供たちと話が合わない 天才は自分の興味がある分野がはっきりしています。
同じ年頃の子供たちがゲームで遊んでいたとしても、恐竜にはまってその本を一心不乱に読んでいるかもしれません。
子供は自分の興味のある分野について話したがるようになります。 周りの人から自慢話!?と思われることもありますが、そんなことは気にしません。
通常の子供はゲームなどの話をしますが、天才は同世代の子供が持っていないような知識をもっているので、なかなか同じ年代の子供たちと話が合わないという現象がよく見られます。
◆天才の幼少期の特徴2.
疑問に思うことが多く、とにかく質問ばかりする イーロンマスクは、話を聞いてくれる大人が周りにいなかったこともあり、 疑問に思ったことはとにかく本で調べると言うことでした。
クリエイティブなアイデアを出すには様々なことに疑問を持つことからはじまります。
将来、他人が思いつかないようなアイデアを出す人は、子供の頃から視広い視野でたくさんのことに興味を持っているのが特徴です。
そのため、幼少期でも多くのことに疑問を持ちます。そして、疑問を解決しようとすることに執着する傾向があります。
◆天才の幼少期の特徴3.
記憶力が良く、一度聞いたことを忘れない記憶力が良いことも天才の特徴です。
特に、興味ある分野については、どんなに難しく難解な言葉でもすぐ覚えてしまいます。
恐竜が好きな子供であれば、どんなに長い難解な名前も覚えてしまうし、文字要素だけでなく形の記憶もすごいので、スケッチが上手であることも特徴の一つです。
もちろん、天才は全てのことを覚えているのではありません。 日常生活に関わる些細なことであれば、一般の人と同じように忘れていきます。
しかし、自分の専門分野に関しては関心が強いため忘れることはありません。 多くの情報を記憶していることで、広い視野を持つことができます。
様々な情報を複合して1つの目標に向かって進んでいくことで偉大な発明ができるのでしょう。
◆天才の幼少期の特徴4.
状況をすばやく掴むため、極度な心配性 心配性の人は、危機が起こった時に自分が安全でいる保障が無いと考えて、それが少しでも想定できるような状況においてはとても敏感です。
いつもと違くことに非常に危機感を感じるのです。 逆にいうと、心配性の人は、想定できる危機的状況を回避するための施策を行なうようになります。 これまでの発明はこれから起こるだろう危機を想定した結果、生まれてきました。 こうした側面からみると心配性の方は天才になる可能性を秘めていると言えるでしょう。
◆天才の幼少期の特徴5.
字が読めない事もあるほど汚い これは、天才系の大人にもある特徴と言われますが、小さい時から、字が下手であることが多いです。
情報をひとつひとつ丁寧に書くと言う神経より、 頭の中にめぐる大量の情報をそのまま、メモにするという感覚なので、字にするという感覚が抜けてしまっています。
また、他人がなんと言おうと気にせず、自分が分かればいいと考えている節もあるので、字の汚さに拍車がかかるのかもしれません。
学校の成績が優秀!秀才ではなく、天才はどう育つのか。
「天才の種」は、幼少期における環境でどう育つのかそうでないのか決まるのです。
うちの子供の才能ってなんだろう!
子供に好きなことをやらせてあげたい! ・・・ただ、その「子供が好きなこと」が何なのかがわからない。
子どもが、異常なほどに興味を持つこと! そんなもの、うちの子供にあるんだろうか・・・。
スクール&メディア事業「こどハピ」の探究学コースを受講したある生徒さんの保護者からこんなコメントをいただきました。
サイエンスコース「生物の進化クラス」受講をされた、ヒカル君のお母様
今は、化石博士くん!と友達から呼ばれるほどに!😁😁
自分でつくった標本は、自分の自信になっているようです。 小学4年生の男の子。
オンラインゲームに夢中で、友達と今日、何時にゲームする約束してきた!と学校から帰ってきます。
それまでに、学校の宿題は終わらせるようにと言い、ヒカルも、約束は守りますが、宿題、お風呂、夕ご飯以外の時間は、とにかくゲームをするという毎日でした。
ところが、夏休みの旅行先でのあることをきっかけに、ヒカルの様子がちょっとずつ変わったんです。
それは、旅行先で立ち寄った福井県「恐竜博物館」で売られていた化石のお土産。 家に帰って、それをきっかけに図鑑でいろいろな化石を調べるようになり、そんな時にたまたま近所で見付けた駐車場の造成工事現場に、工事によって露出した小さな崖をみてみたら、小ぶりの巻貝や二枚貝の貝殻が埋もれていたのを発見しました。休みの日になると、犬の散歩がてらシャベルを持って、いっしょに化石をとりに出かけるようになったんです。
そんな時、たまたまSNSを見ていたら、こどハピのサイエンスコース「生物の進化」というで化石の授業が。 実は、この授業を受ける前に、化石と名のつくyoutubeでの動画や、オンラインの理科コースは、いくつか受けたことがありました。
もちろん、ヒカルも、積極的に挙手して自分の知っていることを発言したり、流れる動画も食い入るように観て、毎回楽しかった!と言っていました。
でも、新しい発見や、自分では体験できないことができる!という機会にはなかなかなか恵まれることはなく、次第に飽きてしまったこともあるのか、あんなに好きだった化石探しも回数が減っていきました。
そんなときに、なんとなく私が観ていたinstagramで、こどハピのサイエンスコースに子供の大好きな、古生代の化石の標本を直接触りながら詳しく学べる探究学という授業があることを見つけ、ヒカルも喜ぶだろうな!と思い、申し込みました。
授業開始の1週間前に、化石キットなどの教材が届きました! 授業は、先生や一緒に参加した友達とたくさん話せる機会もあって、 ヒカルが得意としている、化石について、たくさん発表する機会があり、中でも化石のスケッチがたのしかったようで、博士になったみたい!と本当に楽しそうにしていました。
中でも、難しい恐竜についてのクイズで答えられなかったものがあって、授業が終わったあと、すぐに図鑑を取り出して、クイズで負けてしまったことを悔しそうにしながら、調べていました。
授業は楽しくできたようであっという間に終わってしまいましたが、ヒカルは、もっとたくさん、先生や参加した友達と化石について話をしたかった!と言っています。
次回、チャンスがあったら、自分がつくった化石についての図鑑を先生に見せるんだ!と張り切っています。
今では、自分で化石図鑑を作って学校に持っていくように! 化学、算数も大好きに! 親である、私にはちょっとわからない化石の世界ですが、ヒカルは、化石という一つの分野から、化学、算数にまで興味を広げるようになりました。
地質時代と言われる、昔の事柄を知るには、地球の構造、そして地球をつくる物質、鉱物、原子という、難しい分野が関わっているようで、日々、夢中になって図鑑で調べたり、時には石に虫眼鏡を当て食い入るように観たりしています。
教科書にある絵と文字で勉強したのでは、忘れていってしまう事柄でも ヒカルにとっては、研究しがいのある分野のようで、勉強をしている感覚ではなく、いつも楽しそうにしています。
勉強を好きになることは難しいことですが、自分の好きなこと、得意な分野が見つかったのではないか、と思っています。