國盛麻衣佳


福岡県大牟田市生まれ。
先代が炭鉱関係の仕事に従事していたことから地域の歴史に関心をもち、2007年より炭鉱をテーマとした制作活動や美術研究を行っている。
女子美術大学美術学科洋画卒、東京芸術大学大学院修士課程美術研究科壁画専攻卒、九州大学大学院芸術工学府環・遺産デザインコース卒、博士(芸術工学)。
最近の活動としては、2018年 九州芸文館 筑後アート往来2017→2018「藝術生活宣言-だって楽しいんだもん!-」、2021年 直方谷尾美術館「黒ダイヤにまつわること」出展。
2020年『炭鉱と美術―旧産炭地における美術活動の変遷―』(九州大学出版会)出版。
同著は2021年 第15回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞を受賞。
絵画は、筑豊の松原炭鉱住宅の部材に、石炭や石炭灰を使って炭鉱で働く人や地域の人を描いている。
また「石炭人形」という三池炭鉱の郷土品として作られた黒い人形を展示。その中に、1点だけ新作がある。
國盛麻衣佳は、先代が炭鉱関係の仕事をしていたことから、地域の歴史や炭鉱をテーマに研究する研究者の一面も持っている。
この展覧会は、ONE有明アートフェスティバル2024のプログラムの1つなのだが、有明海の海底には豊富な石炭が眠っていることも知っていただきたい。


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